《MUMEI》 猪俣は事務所入口の脇に身を隠し、声の主が外付けの階段を登ってくるのを待った。 カンカンカン… 靴音が金属製の階段を不用意に駆け登って来たその瞬間…! 猪俣は入り口から飛び出し、狭い階段の上から男達めがけて銃弾を浴びせた! パンパンパンッ…! トカレフが火を吹く。 猪俣の銃口の先に、複数の男達が悶どりうって倒れてゆく。 頭から血を吹き上げる男…。 胸に銃弾を受け後ろ向きに崩れる男…。 慌てて銃を取り出そうとするが、喉に穿穴が開いた男…。 そして列の一番後ろに居た男に向けて引き金を引いた時…! 前へ |次へ |
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