《MUMEI》 裏切り〜GYAHUN〜なぜ私はこうも一文字の言葉に動揺してしまうのか、自分でも分からなかった。 ただ、彼が泣けば悲しくなり、彼が笑えば嬉しくなる それだけのことが、事実だった。 そしてその事実が私をこんな愚行に走らせているのも事実だった。 もう戻れない。 私は身も心も一文字のものとなった。 (続く) 前へ |次へ |
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