《MUMEI》
花音の失踪
『今日は、どうした
んですか?』


『うん…実はね、困
った事になってね…』


『??』


『君の姉さん〜美海
(みう)が…いやア
イドル花音が〜駈け
落ちした。』


『はあーーっ?!』

僕はビックリして開
いた口が塞がらなか
った。


そう〜僕はアイドル
花音の双子の弟なの
だ。


しかし〜その存在は
家族と所属プロダク
ションの社長しか知
らない事実だ。


派手好きな、明るい
美海と地味で根暗な
僕。

似てるのは、顔だけ。その顔もバレるのが
嫌で〜長い髪で目を
隠し眼鏡を掛けてる
為、気付く者も居な
い。


美海も、私生活は隠
してくれたから〜僕
は今まで平和に暮ら
してこれたんだ。

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫