《MUMEI》 京子立つ〜stand〜京子はいつの間にか血塗れのハンマーを握りしめていた。 目の前にはピクリとも動かなくなった一文字が横たわっていた。 「しもた、やっちまった…」 京子はやってしまった。怒りのあまり一文字を殴ってしまったのだ。 「どないしょーか…まずは証拠隠滅しないと」 京子はまず凶器のハンマーを始末することにした。 「このハンマーは砂糖でできているから、食べればいいわね…」 京子は砂糖でできたハンマーを食べることにした。 「がつりがつり、むしゃむしゃり」 ものの数秒で砂糖製のハンマーを食べてしまった。 「口の中がベッタリするわ」 なので、うがいすることにした。 近くにあった水道を捻り、水を出した。そこからは変な液体が流れてきた。 「ちょwwうはww私涙目」 蛇口から出てきたのは白くドロリとしたものだった。 「まぁ飲むかな。ごくりごくり」 「うわ不味」 京子、不愉快になった。 (続く) 前へ |次へ |
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |