《MUMEI》

楓「叔母さまは、大好きな 人が居らしたの…」
 「駆け落ちをしたのよ… 」 
 「一族や、家を、捨てて 」
 
茜「私達は、下の位との、 性行為は、禁じられてる の」
 「まして、子供を産むな んて…」
 
楓「好きな人と一緒になれ る、普通の人が、羨まし いわね」
 
雅治「俺が、偉いさんだっ たら、やりまくるな、美 人揃いだし」
 
ジョークのつもりだった
 
茜「寝たら、面倒みなくち ゃならないのよ」
 「大変よ……」
 
楓「それに、心までは、渡 しません、きっと、飽き ますよ、最初だけです、 殿方が、夢中になるのは 」
 
雅治「冗談のつもりだった んだけどな…しかられち まった…」
 
楓「そんな、叱るだなんて …」
 
茜「……」
 
雅治「茜…」
 
茜「はい」
 
雅治「答えたくなければ、 答えなくてよい」
 「お前が、幼少の頃、寝 たのは、あの、爺さんか ?」
 
茜「………」
 「…そうです…処女を、 差し上げました…」
 
泣きそうな顔をする、茜だった…
 
楓「茜…あなた…」
 
茜「私が、動けるうちに、 水無月を…」
 
楓「……」
 
茜「お姉様、戦いますか? 一緒に」
 
楓「雅治様が、居て下さる なら…戦う価値がありま す」
 
茜「水無月を、守ってね」 「私が、道を作るから」 
楓「茜…ムチャは、しない でね…」
 
 
 

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