《MUMEI》
同じ
「妖だから──関わっちゃ駄目なんて事、ないと思うよ?」

“‥お前は知らんのだ。‥‥‥人間達は妖を嫌っておる。妖を嫌い、恐れ‥”

「僕は違うよ?」

“‥ぁぁ、お前は違う。だが──”

「僕は同じだと思うな」

“同じ‥?”

「うん。人間も妖も──同じだと思うよ。だって、美味しい物食べて幸せになったり、暗い所が恐かったりするの、僕も同じだもん」

“‥分からん‥。‥‥‥私にはお前の気持ちが分からん‥”

「──ね、トランプで遊ばない?」

“‥とらんぷ? 何だそれは”

「カルタみたいなやつ。楽しいよっ」

“‥‥‥‥‥‥‥”

「──ほら、部屋行こう?」

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫