《MUMEI》

『ん…ハッ…ヤッ…んん
っ…はぁ…』


『ケイン…待って…
僕は…』


『ジェルマ?いい加
減認めろ!お前はオ
レが好きなんだろ?



『な…にを、言って
…』
ジェルマは心を見透
かされた気がした。


『出逢った日から8
年間〜お前はオレを
見てただろ?

ずっとお前の熱い視
線を感じていた…

ジェルマ?1つ教え
てやろう…そう言う
のを《視姦》って言
うんだぜ?』

耳元に囁き〜そのま
ま耳朶を甘く噛んだ



『あ…んっ…やっ』

擽ったいような感覚
に甘い声が漏れる…


『フッ…素直になれ
ジェルマ…』


ケインの唇が耳朶か
ら首筋に這い…鎖骨
へと流れた時…


チャリ…!!
ジェルマの胸のロザ
リオが音を立てた!


『あっ!!』

ジェルマは悪夢から
醒めた様な顔をした


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