《MUMEI》
お尋ね者
ケインはジェルマの
身体を抱きながら今
朝の街の様子を思い
出していた…


『大修道師長様が
《毒殺》されたそ
うだよ…』


『犯人は〜髪の赤い
男と金髪碧眼の見習
い修道士だってさ』


『見付けたら賞金を
貰えるらしいよ…』


ケインは己れの髪を
フードで隠し目立た
ぬように宿へ戻った。


…さて〜どうした
ものかな?

二人して賞金首
になっちまった


濡れ衣も良いとこだ
が…聞いちゃくれな
いだろうし…消され
るのが落ちだな。


この国を出るしかな
いな…助かるには…


仲間を呼ぶか…。

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫