《MUMEI》
役立たず
『え?魔王宮へ?』


『そうだ!ラルム
お前〜方向音痴だ
ろう?』


『へっ?あーまあね
良く道に迷いますよ
…でも何で解ったん
です?』


『バカモノ!』
魔王はあの日の事を
説明した。


ガックリ…
『ぼ、僕って役立た
ずなんだ…ハァ』


『だから、魔王宮で
私が直々に教えてや
るから来いと言って
るんだ!』


『えー!そんな恐れ
おおいですよ。』


『フッ…私をバカモ
ノ呼ばわりし、酷い
扱いをした時の勢い
は何処へ行ったのだ
?なっ…ラルム?』

そう言いながら魔王
はラルムへと近付い
た。

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