《MUMEI》 A常務「そうです……… ですから、なんとしても我々が、"あの事実"に関与していたという核心だけは隠し通さなくてはいけないんです…!」 A常務の力強い断言を最後に会議室は静まりかえった…。 A常務「…"あの事実"…… 餡子の原材料の小豆は、北海道・十勝産ではなく… …中国産であること……………。 そして、それを隠蔽し続けている事実だけは…。」 A常務は、会社がひた隠しにしている核心を小さな声でつけ足した。 J社長&S専務&K部長「ハァァ………。」 J食品株式会社の会議室に、三人の溜め息がシンクロした…。 前へ |次へ |
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |