《MUMEI》 「──何かおかしいんだよなぁ‥」 「‥何が」 「ゎッ‥鳳君‥」 「‥火ぃ点けっ放しでボケッとすんな。屋敷燃やしたら弁償させっぞ」 「‥ハイ‥スイマセン‥」 「──何かやる事あるか」 「ぇ」 「‥手伝ってやんねぇでもないけど」 「ぇ──マジっすか‥?」 「だからその口調‥」 「どもですっ♪」 「‥‥‥何すりゃいいんだ」 「ぁ、じゃあジャガイモの皮剥きお願いします♪」 「‥了解──」 鳳君は包丁を取り出して、 ジャガイモの皮を剥き始めた。 前へ |次へ |
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