《MUMEI》

「──おっまたせ〜♪」





蜜君が、

物凄いテンションで戻って来た。





後ろから、

鳳君が呆れながら付いて来る。





「あの──‥」

「はいっ、これ♪」

「?」

「ボクとお兄ちゃんから♪」

「ぇ、えっ‥と──‥」

「‥開けてみろよ」

「ぇ‥?」

「‥開けてみろよ、その箱」

「ハイ‥、じゃあ‥」





プレゼント‥

って事だよね、

これ──。





「──ゎ‥」





めざましだ──。





「ほわぁ‥」





可愛いんだけど──。





「‥もう寝坊すんなよ」

「?」

「‥その為にわざわざ買いに行ったんだからな」

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