《MUMEI》
明かされる正体
J社長は、丸顔に団子鼻のA常務に向き直った。



何かしらの覚悟を決めた目をしている――…



それは最も信頼するこの辣腕常務に、全てを託す決意の目だった――…。



J社長「…A常務………………。


…いや………アンパンマン……。


…今回の事態を収拾できるかね…?」



弱々しく訴えかけるJ社長の眼尻には、キラリと光るものがあった…。



A常務「ふっ……。


久しぶりにその名前で呼ばれましたね…?


…昔を思い出しますよ…。


…社長……いや、ジャムおじさん…。」



A常務の眼は、それに反してギラリと鋭く光った。

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