《MUMEI》 屋上に疫病神‥。 あたしは疫病神なんだ。 だからあんな事が起きたんだ。 ‥アハハ‥。 そっか‥ そうだったんだ。 「加奈‥? どこ行くの?」 「‥『楽園』」 「ぇ?」 「‥‥‥‥‥‥‥」 さっきのメッセージ‥。 楽園への招待状って書いてあった。 屋上に行けば‥ そこに行けるんだって。 こんなとこ抜け出して‥ 楽しい世界に行こう。 『楽園』に‥。 「加奈っ、待ってよちょっと‥!」 「‥‥‥ハナシテ」 「!?」 陽菜が、 手を離した。 あたしは、 階段に向かった。 前へ |次へ |
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |