《MUMEI》

「僕も愛子に頼りすぎてました。
愛子は大切な地球の守り人、常に危険な状態の筈です。でも大丈夫、
傷付いた愛子は僕が癒してあげますから!」
雁之助は小さな手で私の頭を撫でてくれた。



「が、雁之助……!」
感動。なんて、なんていい子なのかしらっ!



「愛子、ダイスキです」
嗚呼 最高。この私に向かう微笑みで何回おかわりできるだろうか。



「私も



だいっっっ…………好き」
力いっぱいに伝えられた。

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