《MUMEI》
「僕も愛子に頼りすぎてました。
愛子は大切な地球の守り人、常に危険な状態の筈です。でも大丈夫、
傷付いた愛子は僕が癒してあげますから!」
雁之助は小さな手で私の頭を撫でてくれた。
「が、雁之助……!」
感動。なんて、なんていい子なのかしらっ!
「愛子、ダイスキです」
嗚呼 最高。この私に向かう微笑みで何回おかわりできるだろうか。
「私も
だいっっっ…………好き」
力いっぱいに伝えられた。
前へ
|次へ
作品目次へ
ケータイ小説検索へ
新規作家登録へ
便利サイト検索へ
携帯小説の
(C)無銘文庫