《MUMEI》

「まだ緩んだままだよ?あ、違うか、自分で掻き出したから緩いんだね…」

「見るなよ〜!やだっ!やだっ!」

本当は全然緩んでなくて、ちゃんと小さく閉じているけど、どうせ聖ちゃんからはどう頑張っても見えない場所…。

手の平を臑から裏腿に移動させ、ぐっと膝を胸にまで押し付け、更に密部を晒してやる。

「凄い適当に掻き出した?聖ちゃんの指の太さ位穴がぽっかり開いてるよ?」

「だってッ、…早く戻りたかったんだもん!貢のこと…一人ぼっちさせたくなかったんだよ〜っ!」

「…え?」


聖ちゃんは突然ポロポロと泣きだして両手で顔を覆った。

「せっかくのっ、クリスマスなのに…、一人で待ってんの…嫌だろ?
だから俺!急いで指入れたんだけどなかなか、…、上手くいかなくて!
だけど…ンッ…、ぅう……俺が戻ったら…、もう貢食べ終わっちゃってて…−−−−、グズッ、ズビッ、……、ごめんな〜ッ!もたもたしててごめんなさあい………」
「聖ちゃん…」





美味しそうに食べている聖ちゃんが羨ましくて羨ましくて勝手にいらついていた自分が恥ずかしい。

美味しくてがっついて食べてるように見えてたけど、本当は俺に気を使って急いでくれたんだ。



そうだ、聖ちゃんは基本的にボサッと…、いや、のんびりと食事をする子だ。


俺がごまかそうとして早食いしたのを聖ちゃんは、自分がもたついたせいで俺が先に終わったと責めている。

本当はそんなに時間はかかっちゃいない。


それに!



嘘がばれるかもといった恐怖で勝手に顔色悪くなっていた俺を気づかってまでくれていたじゃないか!


子供なのは俺の方だった。


楽しみにしていた伊勢海老食えなかっただけで捻くれる俺って……




小学生以下じゃないかっ!!!



「…聖ちゃん……俺……」



−−−正直に告白しよう。
こんなにいい子にこれ以上嘘ついちゃいけない。


許してくれるまでいっぱいいっぱい謝ろう。


つか甘いかもしんないけど、聖ちゃんのあっけらかんとした性格だと…、


怒ってしまっても明日には回復してしまう!


聖ちゃんはなぜかすぐに忘れてしまう子だから!

だからほら!フィストしたって寝ちゃえば忘れてる!

バイブとチンコで攻めたって、日高の前でセックスしたって、松本と3Pしたって、結局次の日にはけろっとしている。


−−−大丈夫…。


「聖ちゃん…」

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