《MUMEI》
紙切れ
『じゃシーン1から
ミオの台詞。』


ミオ『何故?父さんが
自殺なんて…』


深見『先生は研究に
行き詰まっていた様
でした。』


警察『現場の状況か
ら見て自殺に間違い
ないでしょう、深見
さん〜証言をありが
とうございました。
御協力感謝致します
。帰って良いですよ』


次々と本読みは進み
予定時間きっちりに
今日は終了した。


『お疲れ様でした!』


スタッフさんの声に
笑顔で応え部屋を後
にしようとした。


『花音!』


ゲッ!如月…
満面の笑顔で近付い
て来る。


『な、何か?』


カサッ…
皆に見えない様に手
に握らされる。


それは小さな紙切れ
『は?何コレ?』


『待ってるぜ、逃げ
るなよ?』
すれ違い様に小声で
囁く。

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