《MUMEI》

にしても、

何か凄いな──。





三門一家勢揃いって訳だよね──。





「ぁ──私、紅茶淹れますね♪」

「私も手伝いましょうか?」

「ぃぇ、香さんは鳳君達と団欒してて下さい♪」

「──大丈夫?」

「ハイっ、これでも一応何とかマスターしましたので☆」

「‥ま、初めの頃に比べればマシにはなったか──」

「ぇ‥そんなにマズかったデスか‥?」

「‥‥‥‥‥‥‥」

「スイマセン‥」





マズかったんだ‥。





でも‥

飲んでくれてたから分かんなかった──‥。





鳳君って美味しくなくてもマズいとか言わないんだったよね‥

そういえば‥。

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫