《MUMEI》

J社長「アンパンマン……私は何をすればいいんだ…?」



社長である筈の老人は、頼もしき部下の男に指示を仰いだ。



A常務「ジャムおじさん…


…では、貴方にはT物産に関する証拠物件の破棄をお願いします。


これは東京地検特捜部が動く前に片付けないといけません。


…隠密に…迅速に、お願いします。」



J社長「わかった……。」



ジャムおじさんは、ひとまず先に会議室を後にする。



A常務「後で私達も、お手伝いに伺いますのでー…!」



アンパンマンの声が、その背中を追いかけた。

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