《MUMEI》
想いはひとつ(響姫)
寺の名前、おかしいだろ、とか


銀髪ツインテールってどうよ、とか


少女でその口調は合ってねぇよ、とか、





「ま、どーでもいいや」

「何がじゃ!?」

「全部」


そう、全部


俺が想うのは『ハルカ』だけだから。


それ以外は、全部どーでもいいんだ。


「だからさ、早く泊めてくんない?」


俺は鞄の中からナイフを取り出して、少女に『お願い』をした。


「早くしろよ!」

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