《MUMEI》

「──蘭」

「ゎっ‥ハイ、何でしょうか‥」

「‥もう聞いたみたいだな、その様子だと」

「別荘の事ですか?」

「‥まぁ、な」

「凄いですよね──別荘持ってるなんて」

「‥凄かねぇよ、別に。たまたま旅行で行った時にキャンプしたとこを父さん達が気に入って家建てちまったってだけだ」

「へぇ──」





いいなぁ──。





「‥ま、いわゆる避暑地だな」

「夏休みはずっとそこにいるんですか?」

「こういうごった返した町中にいるより、ずっと過ごし易いと思うけど、俺は」

「静かな場所が好きなんですね──」

「‥アイツは違うみてぇだけどな」

「ふふっ、そうですね」

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