《MUMEI》 声「開けるよ‥?」 「うん‥」 鍵を開けて、 中に入る。 「──うっわ‥」 「何か出そうな感じ‥」 「うん‥‥‥」 「‥ぁ」 「ぇ‥?」 「あれ‥」 「あれ‥?」 ──! 一番端にある額にだけ、 肖像画がない。 「‥ほんとだったんだ‥」 七不思議の六番目‥。 初代校長の肖像画だけ、 飾られていない。 その理由は、 あたし達も良く知らない。 ‥でも、 良くない噂は聞いた事がある。 「ゃ‥‥‥弥生っ‥」 「ぇ」 “──逃げて!” 声が、 した。 前へ |次へ |
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |