《MUMEI》

玉二は追いつめられた。

「ひぃっ、すいません金ならいくらでも払います助けて殺さないで助けて助けて助けて」

玉二は財布から50円玉を大量に出した。

「こ、これで許して」

「駄目なり」

ヤンキーはベロを出し、手にしたナイフを舐めていた。

「キィーヒィッヒッ」

「うは怖ぇ」

玉二はビビりもらした。ちびった。屁をこいた。

「さて、玉二。覚悟しろよ」

ナイフを玉二に向けた。うっかり鼻先に刺さった。

「うぉ痛い血がでとるやんけ」

「あ、ごめん」

ヤンキーは謝った。泣いて謝った。

「やりすぎた許して」

「許す」

「ならケツを出せ」

「了解」

「いくぞ」

「うっ!」

「おっ!」

「はっ…あぁぁんっ…」

「フンッフンッフンッフンッ!」

「あぁあ〜」

「うっ!」

「どぴゅっ」

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