《MUMEI》

玉二とヤンキーはヤッた。

「こんなに気持ちいいだなんて…」

「最高っ…………!」

二人は気持ちよくなった。

と、その瞬間

ぶすり。

「………あ?」

ヤンキーの腹部に、笹かまぼこが鋭く刺さっていた。

「油断したなっ………!」

グリグリと笹かまぼこをねじる玉二。ヤンキーの腹から血がドクドク流れ出る。

「そん…な…」

ヤンキーは出血多量で気を失った。

玉二は血塗れの笹かまぼこをペロリと舐め、食べた。

「ふふ、この鉄臭い味…大好き」

狂気じみた笑顔を浮かべる玉二。

口元には真っ赤な血が口紅のように付着していた。

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫