《MUMEI》

言われるがまま、

取りあえず教室中の窓を開け放した。





「──これでいい‥ですか?」

「‥ぁぁ」

「?」





あんまり暑さ変わんないような気が──‥。





「あの──‥鳳君?」

「‥待ってな、今涼しくなっから」

「ぇ‥? ──ぅゎっ!?」






ぇ‥

な‥‥‥

風‥?





「‥天気予報見といて正解だったな」

「天気予報‥?」

「‥今日は風が強いとか何とか、んな事言ってたから」

「ほゎ‥」





そうだったんだ──。





私‥

全然知らなかったなぁ‥。

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫