《MUMEI》 「フ‥照れずとも良いではないか」 「‥うるせぇよバカ‥」 「──んー‥どしたんですかぁ? 2人して──」 「おお‥音無、丁度いい──。さっきな、これを三門に見せ‥、──なっ‥こら三門っ、取るなっ」 「‥ったく‥プライバシーの侵害だっつの」 「むッ‥何を言うか、私は──」 「真奈花ぁ、この前テレビでやってたUFO映像見た?」 「うむ、勿論だとも!」 「1年のコがね、昨日ほんとに見たとか──」 「なぬっ、本当かっ!?」 「噂だけどね──‥って聞いてないし‥」 「真奈花、ほんとああいうの好きだよね──」 「‥おい」 「!?」 「アイツ‥‥‥変わってんな」 「えっと──お父さんがね、宇宙何とか‥のとこで働いてたりするみたいで──お母さんは雑誌記者だから──」 「‥ふーん‥」 「──あの──鳳君」 「‥ん」 「私──寝てました?」 「は‥? てめぇ自分が寝たかどうかも分かんねぇってのかよ」 前へ |次へ |
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