《MUMEI》 少女と少年「──すいません、こんな夜中に‥」 「──別に構わないわ、夜は大抵この時間帯なら起きてるから。‥それで? こんな社に何の用?」 「‥それが──」 いきなり、 誰かに呼ばれている‥ なんて言って、 信じてもらえるかな‥。 「そうね──じゃあまずは‥あなたの名前から教えてくれる?」 「紬、です」 「紬さんね──。私は玖珠。こっちは──」 「‥刹那」 「───────」 「取りあえずお茶でも飲んで落ち着いたら?」 「はい‥ありがとうございます──」 私の目の前にいるのは、 巫女の少女と‥ 不思議な感じの少年。 この2人‥ 一緒に暮らしてるのかな‥。 前へ |次へ |
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