《MUMEI》 寂しい安心したからか、 私は少し寝ていたらしかった。 「──?」 誰かに、 髪を撫でられている。 「‥‥‥誰‥?」 “目が覚めたか、紬” 「!?」 ・・・ ‥見える。 声しか聞こえなかったはずなのに。 「ぁ‥あの‥‥‥」 “?” 「これでもう大丈夫──なんですか?」 “ぁぁ” 氏神様が、 笑った。 “もう──お前の名を呼ぶ事は暫く無いだろう” 「ぇ──」 そうか‥。 何か‥ ちょっと寂しいな‥。 前へ |次へ |
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