《MUMEI》
ストーカーの脅威
母親が迎えに来た初日から、奈都と母親が乗った車は奇妙なバイクにあおられるようになった。


相手の顔は、ヘルメットをかぶっていたからわからないらしい。


しかも、毎日バイクは違うらしい。


そして、ある朝。


起きた時、既に奈都の母親のタイヤがパンクしていた。


しかし、そこはさすがに奈都の母親。


行きはタクシーで奈都を送り、昼間タイヤを交換してもらい、放課後部活を終えた奈都を再び迎えに来た。


そして、その日あらわれたバイクの運転手は


…金属バットを持っていた。


そして、奈都の母親の車に一撃を与え、去っていった。


この一件は、さすがの奈都の母親も恐怖したらしく、すぐに警察に通報しようとした。


しかし、家に入った時タイミングよく鳴った電話はストーカーからで


警察に通報したら、もっと恐ろしい事が起こるとストーカーに脅されたらしい。


そして翌日、奈都は集団に呼び出され、顔を狙われ


日曜日、一人で買い物に出かけた母親は


何者かに、階段から突き落とされ、足に怪我を負い、ストーカーの命令に従い、今日は迎えも寄越さないらしい。

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫