《MUMEI》 「ぃ‥‥‥痛いて涼‥」 「ぁ──悪い悪い、ついな♪ つーかさ、俺はアイディア出しただけっつーか、実際署名集めたのはコイツらだし──礼言うならコイツらに──」 「いいよ別に〜」 「うちら大した事やってないしぃ」 「──ていうか眞野っち──どしたの?」 「おおきにな、みんな──」 「ふふっ、まだ早いよ〜」 「これから校長のとこにこれ叩き付けに行くんだからさ♪」 「ぃゃ──」 「?」 「嬉しいねん。オレ──」 ほんまに、嬉しいねん。 「んじゃ、俺ら校長のとこ行って来るからな♪」 「眞野っち、退職届なんか書かないでよ?」 「ていうか書かせないし〜」 「卯月さぁん! ほら、行くよ?」 「うんっ。──ぁ、眞野っち」 「?」 「安心して待ってて下さいねっ」 前へ |次へ |
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