《MUMEI》 「‥アイツ‥‥‥」 「?」 「‥楽しそうだな‥」 「鳳‥?」 「‥俺の時は‥あんなに楽しそうな顔しなかった。‥何だよ」 「鳳も蘭ちゃんの虜になったみたいだな──」 「‥なってねぇよ」 「──お兄様ぁ♪」 「‥来やがったかバカ苺‥」 「お兄様、苺と踊りましょ♪」 「‥てめぇは日下部と組めよ」 「〜〜〜‥もうさっき踊ったの」 「‥お前」 「?」 「‥アイツの事どう思ってんだ」 「‥‥‥ぇ」 「‥日下部の事」 「し‥‥‥執事に決まってるじゃない」 「──それだけか」 「な‥何よお兄様‥」 「‥ちゃんと言ってやれよ、アイツに」 「ち‥‥‥違うわよっ、苺は惷なんか好きじゃないのっ。‥‥‥ぁ」 「‥‥‥‥‥‥‥」 「惷っ、ちょっと待ちなさいよ、惷!」 前へ |次へ |
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |