《MUMEI》 杏里とのメール[あのー] それだけ打って翔貴はメールを送信した。 すぐに着信音が鳴る。 [わざわざありがとう!ところで悩みはなんなの?] 杏里には全てを話そうと思い翔貴は孝昭の事、そして恵への想いをメールに全て打ち込んだ。 [そうなんだ…でも好きなら好きって言わなきゃ翔貴君が苦しいじゃない?だから気持ちだけでも伝えなきゃ!] そのメールで翔貴の心の重荷は軽くなっていった。 [わかった!がんばるわ!] そうして雑談をした後、二人のメールは終わった。 前へ |次へ |
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