《MUMEI》 いざ告白次の日の昼休み、翔貴は思い切って恵を屋上に呼び出した。 「はぁー…」 溜め息と共に翔貴の重くなる心。 しかし言わなければならないし、翔貴にとって新たな一歩となるはずだった。 「なに?翔貴?」 恵はいつの間にか屋上に来ていた。 「いや、あのさ…」 「何よ翔貴ー?なんか隠し事でもあった?」 「実は俺、恵のことが…好きなんだ!」 「…え?翔貴、冗談?」 恵は慌てたように聞き返す。 前へ |次へ |
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