《MUMEI》 2章 中学の頃【流side】──あいつ‥ 何かおかしいんだよなぁ。 俺とあいつは、 中学の頃もこんな感じだった。 過去話になるけど── 一昨年までは、 藤澤の他にも2人── 顔馴染みの後輩がいた。 芙原と、 桐生。 芙原は── 何つーか‥ 男っぽい。 バスケ部では かなり頑張ってたな──。 桐生は、 優等生タイプ。 芙原とは真逆で、 控え目なヤツ。 学級委員には、 芙原に無理矢理立候補させられてなったらしい。 アイツは、 美術部ではかなり絵が上手いって有名だった。 前へ |次へ |
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |