《MUMEI》

『おっ、ジェルマ〜
胸がねーぞ!コレで
も詰めとけ。』

そう言って渡された
のは…パンツ!


『…へ、変態!』


『そりゃどーも(笑)』


『誉めてないし…』


全く…あんまりバカ
げてるので思わず苦
笑した。


『おっ、やっと笑っ
たな…』


『え?』


『なんでもねーよ
さあ、行くぞ!』


ケインは、僕の頭を
撫でて〜顔をあんま
し見せるな、とかウ
ィッグ取れないよう
にしろ!とか注意し
ていた。


『とにかく俺の傍か
ら離れんじゃねーぞ
?』


…神よ、外の世界は
そんなに危険なので
しょうか?


不安になって来た僕
だった。

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