《MUMEI》

A常務「あぁ…頼む。」



アンパンマンは声色だけ落ち着かせた素振りをみせるものの、その瞼はヒクヒクと痙攣している。



*「お前らも、せいぜい気をつけることだな…(笑)


おっと。捕まるなら代金を支払ってからにしてくれよ。


じゃあな、バイバイキ〜ン!(笑)」



バイキンマンの高笑いを最後に電話は切れた…。



A常務「この!…汚らわしいバイキン野郎が!!」



―――… ピッ!



アンパンマンは怒りに任せて携帯電話の通話切断ボタンを押した――…。

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