《MUMEI》

俺が纏めなきゃなんだよな‥。





部長が復活するまでは‥。





「センパーイ、一緒にお昼しませんかー?」

「──ぁ‥悪ぃ、俺今日は──」

「え〜? いいじゃないですかぁ」

「お弁当作って来たんですよ♪ 試合前にスタミナ付けてもらおうと思って──、先輩?」

「───────」





アイツ──

戸口に立ってるけど‥

クラスに何か用なのか‥?





「ぁ‥‥‥」




何だ──‥

行っちまった。





「先輩?」

「どうかしたんですか?」

「──悪ぃ、ちょっくらコンビニ行って来るから」

「?──先輩待って下さいよ〜っ」

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫