《MUMEI》 孝昭翔貴はついに孝昭に言うことにした。 「おい、孝昭ちょっと来い」 ぶっきらぼうな口調で言う。 「なんだ?」 「お前、恵に暴力振るってるんだって?」 「いや…その…」 「孝昭…お前はそんな奴じゃないと思ってた、だけど期待外れだった。だから恵とは別れろ」 一瞬の沈黙が流れる。 「…わかった、恵には伝えておいてくれ、じゃあ…」 孝昭は歩いてどこかへ向かった。その背中はどこか寂しかった。 前へ |次へ |
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