《MUMEI》 「ハ‥ハイっ、お陰様で──、ぅわッ‥!?」 「もう抱っこしてもだいじょぶでしょ?」 「ぇえっ‥ぁ‥‥‥ぁぁぁあのッ‥」 鳳君が‥ めちゃめちゃこっち睨んでるんですが‥? 「ランやっぱりいい匂いする──」 「あの‥み‥蜜‥サマ‥‥‥」 そ‥ そろそろ離れて頂けますか‥? 鳳サマから‥ 物凄い殺気が窺えるんデスが‥。 「‥朝っぱらから馴れ合ってんじゃねぇよてめぇら‥」 「ぃっ‥いえこれはっ‥ていうか蜜君が抱き付いてきただけで‥‥‥ってマジで誤解しないで下さいっっ」 「──‥とにかく支度しとけよな。10時には出発だぞ」 前へ |次へ |
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