《MUMEI》 「──あっ、来た来た♪」 「これで、全員揃ったわね──」 「日下部〜、歩くのめんどくさい〜」 「おぶって差し上げますよ、ご心配なく」 「ほんとっ?」 「──はい、お任せ下さい」 「──苺ちゃんと日下部さん、何かいい感じですね──」 「‥悪かったなこっちらドロドロで」 「ぃぇっ、な‥何もそういう意味で言ったんじゃなくて‥」 「──‥行くぞ」 「えっ、あの‥ちょっと待って」 「‥?」 「この、車‥何ですか?」 「キャンピングカー」 「きゃん‥? ぴんく?」 「‥ピンクじゃねぇよ」 「あのねっ? お家みたいになってるの♪」 「ぇ──」 って事は‥ これに乗って行くのかな‥。 前へ |次へ |
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |