《MUMEI》 自分を知る… ぼーっとしていた… ビールの缶が5本、床に転がって居た 雅治「……」 ふと、時計を見た… AM3:17…… 雅治「風呂でも入るか…」 そのとき、 『ピピピッ、セキュリティ解除されました』 モニターが玄関を映す 茜だ…… 階段を上がり、2階のリビングに、茜が来た 扉が開く… 茜「…」 雅治「…」 目が合った… 茜「…ただいま…」 雅治「…おかえり…」 茜「……起きてたの?」 雅治「…あぁ…」 テーブルに置かれた、柴崎の名の免許証を、茜が見た 茜「…」 雅治「…」 茜が床に座った… 何を話していいのか、わからなかった 茜も、何も話さない… 茜「雅治様…お飲みになっ て…」 雅治「茜……2人きりのと きは…雅治でいい…」 茜「…はい…」 また、会話が途絶えた… 茜「……まさはる…」 雅治「ん?」 茜「何も、言わないの…」 雅治「…上手い言葉が出て こない…」 茜「……」 雅治「……」 茜「…龍之介、様、に…… 抱かれて来ました…」 雅治「…言わなくていい… 」 茜「…」 雅治「…初めてだな…」 「こういう気持ちは…」 「……」 「自分の中で…消化でき ないんだ…」 茜「…」 雅治「嫉妬かな…」 茜「約束でしたので…」 「…言い訳ですね…」 雅治「…奴は、優しかった か?」 茜「……」 雅治「すまん、今の言葉、 忘れてくれ…」 茜「…乱暴では、ありませ んでした…」 雅治「……」 茜「…雅治様…私は…今ま でも、何度も身体を…」 雅治「様はいらん…」 茜「私は仕える身…多くは 望みません…」 「遊んで、捨てて頂いて 結構です…」 「この場で、捨てて下さ っても…」 雅治「茜!!」 怒鳴ってしまった 茜「……」 雅治「急ぐな……」 「今は、急ぐ時ではない ……そうだろ…」 茜「…優しくされると…」 「もっと、辛いんです… 」 茜の頬を、涙が伝う… 雅治「…」 茜「…私も…初めてです… …こんな、感情になるの は…」 雅治「茜……服を脱げ…」 茜「…」 雅治「…どうした…脱げよ …」 茜「…お願いです、シャワ ーを…」 雅治「…一緒に入るか…」 俺は、服を脱ぎ、茜の手を取った 茜「あっ……」 手を、引っ込める、茜… 茜を立たせ、唇を奪う 茜「ん…い、いけません… 汚れてますから…」 雅治「……」 茜のスカートをたくし上げ、 下着の中に手を 茜「だ、ダメです…」 にゅるっとした… 雅治「中に、出されたか… 」 茜「……はぃ…」 雅治「来い……」 茜を裸にした 茜の身体の、至る所に、キスマークが付いていた… 首筋… 乳房… 内腿… 腹や、背中にまで… 茜「………」 俺は黙って、茜の手を引きバスルームへ入った… 前へ |次へ |
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