《MUMEI》

A常務「小豆の納入業者……T物産は自らの私腹を肥やすために…


得意先である我々ジャム食品に納める小豆を、中国産であるにも関わらず…


北海道・十勝産と偽って納入した――…。


そして今回の事件で産地偽装が明るみに出る危険を感じたため…


T物産社長は捜査の手を恐れて夜逃げするも…


…逃亡に行き詰まって自殺する――…。」



K部長「なるほど…。


…勿論そんな会社は実在しないし、T物産社長なる人物も存在しない――…。」



カレーパンマンは大きく頷いた。



S専務「バイキン組組長・バイキンマンが用意した“人形”…


…つまり“死体”が、すべての罪を被ってくれる………と?」



食パンマンも裏工作の意図を理解した。

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