《MUMEI》

「お熱あるの?」

「ちょ‥‥‥ちょっとだけ‥」

「そっかぁ──‥。──あ♪」

「?」

「待っててねっ、今いい物持って来てあげる♪」

「いい物?」

「うんっ♪」





蜜君は、

物凄いスピードで下に降りて行った。





「‥速っ‥」





何であんなに速く走れるんだろ‥。





「──おっまたせ♪」

「‥?」





飲み物?





「これね、すっごく良く効くの♪ 苦くないしね、甘いんだよっ」

「──ども‥」





ハチミツの匂いだ──。





「飲んでみてっ♪」





そう言われて、

一口飲んだ。

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