《MUMEI》 「‥‥‥‥‥‥‥」 【芙原】 僕は今、 芙原さんの家の前に来てる。 でも‥ インターホンを鳴らせない。 ‥どうしよう──‥。 「───────」 こんな所にずっと立ってる訳にはいかない。 でも‥ 僕には‥ 一歩を踏み出す勇気がない。 ‥たった、 一歩なのに。 「桐生──君‥?」 「‥ゎ‥っ」 僕は、 飛び上がりそうになった。 だって、 後ろから急に声が聞こえてきたんだから‥。 前へ |次へ |
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |