《MUMEI》

「‥おいチビ」

「──? ぁ、お兄ちゃん♪」

「‥何してんだてめぇは」

「えっとね〜‥ゎ‥!?」

「ほら、飲め水」

「むぁッ‥何でお水‥!?」

「‥いいから飲めっつっつんだよ」





蜜君の口に、

無理矢理水を流し込む鳳君。





「‥‥‥こん位でいいか」

「はーっ‥何するのさぁ‥」

「は‥? てめぇが変なもん飲むからだろーが」

「変なもんって?」

「‥これ」

「ブドウジュース?」

「ブドウジュースじゃねぇ、ワインだワイン」

「ぇ‥? ワイン? ワインってパパが飲んでるやつだよね?」

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫