《MUMEI》
俺様ヤンキーは馬鹿わんこ?
「あんた…」

「ふぇ…?」


ズキューン!


何かさっきもこの効果音聞いたぞ?


でも、俺じゃないし…


「ちょっと…

『わん』って言ってみなさい」

「…わん?」


何だろ?


「お手」


パシ
※真白の右手に自分の右手をのせる恭


「おかわり」


パシ
※今度は左手をのせる恭


「おすわり」


バッ!
※人目も気にせずその場に正座する恭


「三回回ってわん」


くるくるくる〜


「わん!」


何だろう?


真白ちゃん、嬉しそう…


でも、また俺の気のせい、かな?
※真実です


でもいいや!


何だか楽しいし!


「っ…あんた、こっちが本性なの!?」

「うん」

「誰か、証明できる?」

「イケメントリオ」

「その人達、どこにいるの?」

「たまり場」


俺を慰めるからって珍しく揃ってるはずだ


「連れてって」

「不良ばっかだよ?」


いくら真白ちゃんでも、きっと怖いと思うよ


「いいから!」

「はいぃ!」


今の真白ちゃんは不良より怖い!

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫