《MUMEI》 ホリホリ団ハチは当てもなくブラブラ歩いていた。さすがにズボンは履くようにした。 「あ〜ヒマだなぁ」 ハチはヒマでヒマで仕方なかった。ヒマなので股間をいじくり回していた。 「あ〜マジヒマだ…うっ!」 どぴゅっ。 「ちっ…やっちまったな」 けだるさに襲われるハチ。なんだか全ての事がどうでもよくなった。 と、そんなハチに声をかける奴がいた。 「おいてめぇ…何してやがんだ」 そいつは色黒でスキンヘッドのムキムキマッチョマンだった。 「あぁっ!?」 威圧的な態度にカチンときたハチ。そのスキンヘッドを睨んだ。 スキンヘッドは負けじと睨み返した。その容姿は半端なく怖かった。いかつ過ぎる。 ハチはびびって泣きそうになったが、ここで退いては駄目だと思い目をそらさなかった。 前へ |次へ |
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