《MUMEI》 「なかなかいい度胸だな」 そのスキンヘッドはニヤリと笑いハチの頭をポンと叩いた。 「気に入ったぞ小僧。ついてこい」 ハチは強引に手を引かれてどこかに連れていかれた。 ・・・・・・・・。 「まぁ飲め」 ハチは酒場に連れてこられていた。目の前に出された不気味な液体。 濁っていて、ブクブク泡立ち、真っ青な色をしていた。 「これ、なんですか?」 「メデュエードだ、知らないか?」 聞いたことない飲み物の名前だった。というか飲み物なのだろうか? ハチは恐る恐る口にした。 「んまーい」 うまかった。 前へ |次へ |
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