《MUMEI》

「ぅあッ‥スイマセン‥」

「‥ふん」

「ぇぇぇ‥」





な‥

何でそんなに怒ってるんですか‥?





「‥ん」

「スイマセンでしたぁっ」

「‥は?」

「ぇ‥、は?」

「‥ほら、さっさとロウソクに火ぃ点けろよ」

「ハイ、か‥畏まりましたデス‥」

「‥日本語変だぞ、お前‥」

「ぇ? そうですか?」





ていうか‥

マッチで火点けるのって恐いんだけど‥。





「‥? 点かねぇのか」

「──ぇ、ぁ‥ぃゃ、そうじゃないデス‥けど──‥」





何か──

煙ばっかり出てきてるような‥?

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫