《MUMEI》 「‥貸してみな」 「ぇっ──」 「‥何だ、点くじゃねぇか」 「はわぁ‥」 凄い‥。 一発で点いちゃった──。 「‥んじゃ、やるか」 「わーい♪」 「こらッ、いっぺんに火ぃ点けんじゃねぇっ」 「ははっ、蜜は相変わらずだな──」 「パパ達もやろっ♪」 「苺ちゃん達もやって下さいね♪」 「──言われなくてもやるわよ? あっ、これ面白そう♪」 「ぉ‥お嬢様‥それは鼠花火‥」 「──ネズミ?」 「何かグルグル回るヤツ。離れて見とかねぇと危ねぇぞ」 「じゃあ、ボクが着火するね♪」 「は‥? てめぇなんかがやったら‥」 「ゎッ!?」 ぇ‥ もう火点いたの‥!? 前へ |次へ |
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |